あなたには「しょうがない」と考えていることがありますか?他に方法はないと感じていることはありますか?もう変わる望みはないと思っていますか?何かを諦めかけていますか?

もしあなたに思い当たることがあるなら、Waypoints漫画の「どうしようもない」の主人公マタイに共感できるでしょう。

 

この漫画は、聖書(マタイ9:9-13)にある話からヒントを得ていますが、マタイがイエスに出逢う前にどんな人生を送っていたか、実際のところ詳しいことは述べられていません。けれども、限られた記述から色々と考えることができます。

 

マタイはローマ帝国に占領されている国に生きるユダヤ人であり、税金を集める取税人でした。当時の取税人は嫌われ者でした。当然、自分達の国を乗っ取った他国のために働くことは、同胞のユダヤ人から良く思われなかったでしょう。

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この漫画で描いてきた通り、マタイは自分の仕事に満足していなかったかもしれません。真面目に生きていましたが、同胞のユダヤ人からは裏切り者とされ、ローマ人にとってはただの駒でした。間に挟まれ、両側から引っ張られ、身動きが取れない、そのような感覚でした。もし取税人をやめるとしても、ローマ人がそう簡単に手放してくれないかもしれません。少なくとも、同胞のユダヤ人が信頼して受け入れてくれることはないでしょう。それに、民が何を望んでいたかに関係なく、ローマ人はそこにいたのです。

 

ですから、マタイが「どうしようもない」と思うのは自然なことだったのではないでしょうか?

 

でも、イエス様がより良い道を差し出しました。

 

今の時代も、多くの人が様々な方向に引っ張られていると感じて生きています。職場や家族、友人等から受ける期待は多様で、その全ての期待に答えようとして引き裂かれるような感覚にあるのです。閉塞感を感じ、社会のプレッシャーに耐えられないと思っています。

 

どうしようもない、そう思うのは自然なことじゃないでしょうか?

 

でも、イエス様はより良い道を差し出してくれています。

 

イエス様はマタイに、社会が与えることのない受容を差し出しました。ローマ帝国の残忍な抑圧、対するユダヤ人の暴力的な抵抗の果ての絶望、この両方に取って代るものを差し出しました。マタイが受け取ったものは単に新しい仕事だったのではなく、世界に対する全く新しい視点でした。イエス様がマタイに与えたのは実際のところ、新しいいのちでした。つまり、目的と意味と愛のある人生だったのです。

 

イエス様は私達にも、より良い道を差し出してくれています。

 

イエス様はあなたのありままを愛し、受け入れてくれます。成功を追い求める虚しさ、失敗への恥、この両方に取って代るものを差し出してくれます。もし、あなたがイエス様を知るようになれば、世界に対する全く新しい視点を与えられるでしょう。実際のところ、イエス様があなたに与えてくれるのは、新しいいのちです。つまり、目的と意味と愛のある人生なのです。

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マタイは、変わる希望がないという諦めの気持ちから「どうしようもない」とつぶやき続けていました。しかし、イエス様に出逢った時、この「どうしようもない」は全く違う意味に変えられました。

 

マタイのように、もしイエス様をもっと知るようになったら、あなただってイエス様からのオファーを断り難いと感じるでしょう。

 

イエス様からのオファーにあなたはどう応えますか?